2017年12月17日
今日は城跡巡り第2弾!ということで3つの城跡へ行きました。
大森城跡は道路や民家の中にあり、最初はどこにあるのか気づきませんでした。
城跡の石碑の前で地域の方々が神社のしめ縄作りをしていました。
城跡が地域の皆さんの日常に溶け込んでいるのを感じました。
明智城跡は大きくて広かったです。
赤や黄色の落ち葉がとても綺麗で、静かな落ち着いた場所に癒されました。
展望用のデッキがあり、明智城跡の周りを一望できました。
久々利城跡はたどり着くまでの道が少し急で、入口のところにある竹の杖を使って登りました。
敵の侵入を防ぐための堀切など、お城の周りの地形がとても色濃く残っていて、当時、どういう部分だったか、
どんな役割だったか説明を聞きながら地形を見ることができたのでとてもおもしろく、
個性のある城跡だなと思いました。
城跡を巡ったらお腹が空いたので久々利にある「TOUFUYA」へいきました。
ここは名前の通り豆腐料理がメインのお店です。店内はおしゃれな雰囲気で
入ってすぐの壁面には陶磁器の破片が埋め込まれており、美濃桃山陶が有名なこの土地ならではの装飾がしてありました。
出来たての厚揚げはアツアツで分厚く、すごく食べ応えがありました。
ラテアートも目の前で作ってもらえてとても楽しかったです。
お腹もいっぱいになり、私たちは久々利にある「荒川豊蔵資料館」へ行きました。
可児市が誇る人間国宝「荒川豊蔵」さんの資料館です。
荒川さんは久々利の窯で、それまで愛知県の瀬戸で作られていたと言われていた志野の茶碗の陶片を1つ発見しました。これは陶磁器の歴史を大きく覆すことになり、そんな大きな事実を知りとても驚きました。
また、荒川豊蔵さんは陶芸家だけれど自分で書いた書道の作品も上手くてびっくりしました。
そのあと、同じく久々利にある「弘法窯」に行きました。
いままで陶芸家のご自宅や陶房を見る機会がなかったので、すごく新鮮でした。
さらに作品が飾ってある小屋は自分で一から建てているそうで、陶芸家なのになんでも作ってしまうことに驚きました。
また、そこには可愛らしい形の器もたくさんあり、見ていてとても楽しかったです。
弘法窯では実際に湯呑み作りもやってみました。
陶芸家の月村さんのようにうすく均等に作るのは難しかったけど、とても丁寧に教えてもらえたので満足のいく仕上がりになりました。
今日は可児市の文化に触れることのできた貴重な1日でした。